フランスでスピード違反・・・

楽しかった冬休みが明け、ようやく仕事のエンジンもかかって来た矢先に、何やら怪しげな手紙が届きました。恐る恐る明けてみると・・・やってしまいました。スピード違反です!色鮮やかな三枚の書類が届きました。

日本でも違反をしたことがなく、フランスでも特に気をつけていたつもりだったのでショックでした・・・とにかく中身を見て見ましょう。

まず違反の内容をチェックです。冬休み中の1月1日、新年早々モンペリエの道路で違反をしたようです。制限速度90km/hのところを96km/hで走行していたのをレーダーで撮られてしまいました。減点1点。6キロオーバーしただけで!と思いましたが・・・規則ですので仕方ないです。

反則金ですが、通常は68ユーロとのこと。でも通知が来てから30日以内に支払えば45ユーロにしてくれるという嬉しい早割サービス付き!ちなみに45日以上過ぎても何も連絡しないと180ユーロに跳ね上がります。

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反則金の説明・・・

車両を他の誰かに貸していた場合や、車が盗難されて使用されていた場合などは同封されていた青色の用紙に記入して提出するそうです。ですが今回は紛れもなく私が運転していました。きちんと反則金を支払います。

支払い方法ですが、Carte Bleu (銀行のキャッシュカード兼クレジットカード)はもちろん、専用のアプリをダウンロードすればスマホで簡単に決済できるそうです。お手軽というか軽過ぎて罪の意識が無くなるような・・・今回が最初で最後にしたいので、アプリをダウンロードせず、ネットで支払います。

 

違反金支払いサイトのトップページ。6ヶ国語に対応しています。書類に書かれていた番号とキーコードを入力すると自動的に反則金が表示されます。

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反則金支払いサイト

あとはアマゾンで買い物をするときと同じです。おなじみの支払い方法選択画面からカード会社を選び、カード情報を入力すれば・・・

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支払い方法選択画面。まるでネットショッピングです。

簡単に支払い完了!

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支払い完了画面

少し前に、バス専用路線を知らずに走っていたら(というか前の普通乗用車について行ってしまった)なんと隣にパトカーが!もちろん反則金と減点を覚悟して免許を持って準備していたのですが、「急いでUターンして!」と言って見逃してくれました。私が外国人だったからか、それともその時のお巡りさんの気分なのか分かりませんが、ケースバイケースで柔軟に対応してくれるのかな?と思っていた矢先の今回の件。レーダー測定のスピード違反はさすがに見逃してくれませんでした。

日本での経験がないため比較できませんが、スマホで簡単に決済できたり、「早割」で反則金が安くなったりと、違反に対する意識が違うように感じました。フランスも至るところにスピード取締機が設置されていますが、フランスは制限速度を無視してみんな結構飛ばすイメージ。特に郊外の交通量があまり多くない道では制限速度で走ってるとすぐに追い越されます。

会社からの帰り道、昨日・一昨日と二日続けて交通事故が発生していました。捕まらないことが目標ではなく事故なく過ごすことが大事。私も明日から気を引き締め直して、安全運転に努めます!