無観客開催となる凱旋門賞2020

 凱旋門賞まであと1週間。日本馬の参戦はディアドラだけですが、今年もすごいメンバーになりました。武豊騎手もジャパンで参戦予定と非常にワクワクする今年の凱旋門賞ですが、残念ながらコロナウイルスの影響で無観客開催が決まりました。

 昨年に続き今年も現地で生観戦するつもりでいました。というのも、欧州でコロナウイルスが流行する前の今年2月、前売りキャンペーンで一枚買うと一枚タダという超お得なセールに便乗してチケットを既に購入していたのです。ホテルも電車も予約して準備万端でしたが、今年は自宅観戦、凱旋門賞 at home です。その前売りチケット、払い戻しになるのかと思っていたら先日France Galopからメールが届き、「あなたのチケットは2021年10月3日の凱旋門賞にそのまま持ち越されます!」とのこと。いやいや、こちらの予定も聞かずに一方的に持ち越されても・・・これもフランスらしいです。

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France Galopからのニュースレター。今年もエネイブル色が強いです。

 フランスはコロナ第二波の真っ只中ですが、第一波が過ぎ去り、外出禁止令が解け、バカンス気分に浮かれていた7・8月は、(一部地域では)観客数の制限を設けて競馬開催がされていました。私の近所のVichyでも競馬開催が行われ、7月末に一度だけ観戦しに行ってきました。観客はもちろんマスク着用義務、パドックで馬を引く厩務員もジョッキーもみんなマスク。勝利してウイニングランをするC・デムーロ騎手もご覧のようにマスク姿でした。

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パドック。みんなマスク着用。

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ウイニングランもマスク着用。

 先にも書いたようにフランスはコロナ第二波の真っ只中で、新規感染者数が日に日に増えています。一部地域ではレストラン、バーの営業停止措置も決定し、待った無しの危機的状況が続いてしまっています。このような状況なので無観客開催も仕方ありません(むしろこの状況でパリに行く方が怖い・・・)。さて、今年はどんな結果になるでしょうか。