2023ラグビーワールドカップ Japan vs. Chili

ラグビーワールドカップの日本対チリの試合を観戦してきました!当日はものすごく暑く、ゆっくり試合を観戦することもできないくらいでした。暑すぎて途中退場する程でしたが、当日の思い出を記します。

ラグビーワールドカップ観戦

リヨンから高速道路で5時間ほど、トゥールーズへ。初めてのスタジアムで地理が分からなかったので、中心地から少し離れた地下鉄A線の終点Balmaに車をとめました。ここの駐車場、地下鉄の切符を持っていると料金がタダになるのでとてもオススメです!

地下鉄を乗り換えてB線のSt Michelで下車。地下鉄の中には日本代表のユニフォームを着た日本人、そして外国人の方の姿も。そしてもちろんチリサポーターと思われる人たちもたくさん乗り合わせていました。

地下鉄を降り、歩いて約15分くらいでしょうか?スタジアムが見えてきました。

トゥールーズスタジアム

荷物検査を済ませて中へと入ります。この暑いのに、500ml以上のペットボトルの持ち込み禁止。しかも500ml以下でもキャップを外さないといけません・・・しかもこのルール、スタジアムの中で買った飲み物にも適応されます。これが地獄の始まりでした・・・

対戦相手のチリはW杯初出場とのことでしたが、想像以上にサポーターが来ていました。試合中も「チリ」コールがとても大きくて、むしろアウェーの雰囲気でした。スタジアムの中には、フードトラック、W杯オリジナルグッズ売店、飲み物の売店など、お店はたくさんありました。私はいつものようにカップ欲しさにビールと、大会公式プログラム(15ユーロ)を購入。

 

試合の思い出。プログラムとエコカップ

スタジアムの中に入ります。約3万人収容のスタジアムとそんなに大きくはありません。それでも綺麗なスタジアムでした。選手たちが練習を済ませ、いよいよ入場!そして国歌斉唱。興奮が高まりますが、とにかく暑い・・・

国歌斉唱、いよいよ試合が始まります!・・・が、暑い!

私の席は正面スタンド、直射日光がモロに当たる最悪な場所でした・・・試合は見たいですが、暑すぎて仕方なく一旦退席。トイレで顔を洗って、冷たい水を売店に買いに行きました。とその時、スタンドから大きな歓声。日本がどうやらトライを決めたようです。あぁ、見逃した・・・

ハーフタイムは観客が涼を求めてスタンド通路の日陰に集中。そしてトイレも大混雑。これ、トイレの列というより、水道を求めて並ぶ列でもありました。空になったペットボトルに水を汲む人、頭や顔を洗う人・・・

暑すぎて正直試合もどうでもよくなってきましたが、せっかくなので後半も見ます。ペットボトルに溜めた水で少しずつ顔や頭を冷やしながら観戦。ほんと、試合どころではありません。

日本、チリに攻め込まれてピンチ!私も暑すぎてピンチ!

その時、係員たちが大きな段ボールを持って登場。何かと思ったら観客にペットボトルの水を無料で配っていました。これはまさに好判断!あのままだったら多分熱中症で倒れる人も多く出たことでしょう。さっきまで売店で一本3.5ユーロで売っていたボルビックをとにかく配りまくっていました。(暑くて3本も買ったのに・・・)でもしっかりキャップは外して配っているんです。そのルール、もういいんじゃない?

助け舟がきましたが、もう暑くてフラフラ。混雑も避けたいので、試合終了5分前くらいに退場しました。右も左も分からず、とりあえず人の流れについて行き、来た時とは違う方向へ出てしまいましたが、トラムと地下鉄を乗り継ぎ、駐車場へと戻りました。

 

人生初のラグビーワールドカップ観戦、しかも日本戦。楽しかった!・・の前に暑かった!言葉の方が先に出てくるほど過酷な現地観戦でした。この暑さの中試合をした両チームの選手には心から大きな拍手を送ります。暑かったけど、国際試合の独特な雰囲気を生で感じられて、いい思い出になりました。