2022-2023 フランスサッカー リーグアン Clermont vs. AS Monaco

ついにこの日が来ました。

フランスに移籍が決まってから、ずっとこの機会を楽しみにしていました。以前から陰ながら応援していたASモナコの南野選手を見に、クレルモンのスタジアムに再度行ってきました!

クレルモン vs ASモナコ

前回レンヌ戦を見にきた時は夜でしたが、今回は日曜日の13時キックオフ。小さいスタジアムということは分かっていましたが、早めに行ってちょっと探検。相変わらずこじんまりしたコンパクトなスタジアムです。

ファンゾーンと呼ばれるところでは、ファンが巨大的当てゲームを楽しんでいました。特にルールもなさそうで、かなり自由な感じ。その奥には人工スケートリンクもありましたが、遊んでる人はほとんどおらず・・・さらにその奥にはプレハブ小屋のようなクレルモンのオフィシャルショップがありました。

巨大的当てゲーム

クレルモンオフィシャルショップ

さて、今回はモナコサポーターに少しでも近づこうと、向正面スタンドの端、コーナー付近の席を購入。そちらに向かいます。おぉ、スタンドも仮設っぽい・・・

仮設感漂う向正面スタンド

席に着くとすぐ練習が始まりました。モナコの選手達が目の前でアップをしています。そして奥にはもちろん南野選手の姿も!

モナコの選手がウォーミングアップを開始しました!

練習ですが、すでに南野選手をずっと目で追っていました。シュート練習なのにゴールを決めると拍手してしまいます。いやぁ、カッコいい!

南野選手もアップしています!

練習が終わり、間もなくキックオフ。モナコはアウェーチームなのでスタメン発表もさらっと行われていたのですが、Minaminoという名前が聞こえた気が・・・もしかしてと思い慌ててスマホで調べるとやはり南野選手がスタメン・・・

うおぉーー!

ここ数試合出場機会に恵まれていなかったので、生でプレーを見れるか正直不安だったのですが、スタメンです!この時点でもう感動。来てよかった・・・

選手入場、間もなくキックオフ

いよいよキックオフ。言うまでもなくボールとは関係なく常に南野選手を気にしながら試合を見ていました。ご存知の通り、開始早々にモナコが先制。そして2点目は南野選手が奪ったカウンターからの得点。いやぁ、カッコいい!

 

試合については素人の私がここで書く必要はないと思いますので(でも一言だけ。監督から高い評価を得ていたように、素晴らしいプレーでした!)、私の席の周りの南野選手関連レポートです。

1. 私の席の斜め後方付近から、小学校高学年くらいと思われる男の子の声で「Allez Minamino! Allez!」と結構頻繁に聞こえてきました。南野選手がいいプレー、いい守備をする度に名前を叫んでいました。さすが南野選手、サッカー少年の心も掴んでいます。

2. 隣に座っていたのがアルジェルア系フランス人の若い男性3人グループ。アラブ語でクレルモンをかなり熱烈に応援していたので、南野選手がいいプレーをしても感情をグッと押し殺していたのですが、途中で向こうから「騒がしくてごめんね!」とフレンドリーな感じで話しかけてきました。なので思い切って「普段はクレルモンを応援してるけど、今日はモナコの18番を応援しにきた」と言ってみるとすぐに「あぁ!リバプールにいたMinaminoでしょ!いいプレーヤーだよね!」と笑顔で返してきました。さすが南野選手、アルジェリア人の心も掴んでます。

3. 試合が終わり、サポーターに挨拶するモナコの選手達を見ていると、後ろにいたフランス人が私が日本人だと分かったようで、「今日のMinaminoはとてもよかったよね!」と話しかけてきてくれました。私も満面の笑みで「超良かった!超満足!」と返事。さすが南野選手、クレルモンサポーターの心すらも掴んでいます。

私の個人的なフィルターがかなりかかったレポートですが、さすが南野選手です。いやぁカッコいい!

 

今回はピッチにかなり近い席で観戦をしました。ピッチから離れた席での観戦や、テレビではあまりわからなかったのですが、とにかくみんなデカくて速い!特に黒人選手の体がものすごく大きく感じました。物凄い筋肉とガタイの良い選手がうじゃうじゃいる海外の第一線で戦っている南野選手を改めて尊敬すると共に、その姿にとても感動しました。

思い出に残る、素晴らしい週末になりました。ありがとう南野選手。

モナコサポーターの皆様もお疲れ様でした。

2022-2023 フランスサッカー リーグアン Clermont vs. Rennes

ワールドカップが終わり、フランスも12月末からリーグ戦が再開しました。我がオリンピックリヨンは中断を挟んだ後も中々リズムに乗れず、元日のクレルモン戦ではホームでまさかの敗戦・・・ヨーロッパリーグ選出条件の5位圏内まで勝ち点の差が縮まりません。

そんな中、フランス人の友達からクレルモン=フェランで行われるリーグ戦 クレルモン対レンヌの試合に誘われました。この友達、ブルターニュ地方出身で昔からレンヌのサポーターだったとのこと。今まではサッカーの話なんてほとんどしなかったのに、ワールドカップでサッカー熱が再燃したのか?理由はともかく、仕事の予定もついたのでリヨンから車で約1時間半のクレルモン=フェランまで行ってきました!

市内に車を止めて、トラムでスタジアムに向かいます。トラムA線のStade Gabriel Montpiedで下車します。スタジアムはトラムの駅の目の前です。

トラムを降りてすぐにスタジアムがあります。

おぉ、想像以上にこじんまりしたスタジアム。メインスタンドと独立した形で建つゴール裏スタンド。地域のサッカーサークルの試合と言われても信じてしまいそうなくらいです(失礼)。セキュリティーチェックを受けて入場です。

スタジアム到着!・・・思ったより小さいぞ。

メインスタンドは2階建てのとてもシンプルな構造。階段を登って2階席へ。

メインスタンド

階段を登って2階席へ

メインスタンド2階席。良く見えます。小さいスタジアムのメリットですね。ゴール裏スタンドもメインスタンド正面側も独立して建てられています。もしかしたら2021年のリーグアン昇格を機に増築されたのでしょうか?サポーターはゴール裏席に陣取って応援しています。人数は多くないですが、盛り上がっています。

間もなくキックオフ!

いよいよキックオフ!前節で我がリヨンを下し、波に乗る(?)クレルモンですが、相手は現在4位の強豪レンヌです。引いて守ってカウンター一発にかけるような戦い方をするクレルモンに、今シーズンアウェイでなかなか勝ちきれないレンヌがどう対応するのか?(すみません、戦術のことは全く分かりません。)

と、レンヌサポーターの友達と話していると、なんとレンヌのミスからクレルモンが先制!

クレルモン先制ゴール!

ハーフタイム、ちょっと探検。と言ってもあまり何もありません。2階には小さな売店があり、飲み物・軽食を売っていました。ホットワイン3.5ユーロがよく売れていました。ちなみに一階にも売店があり、ユニフォームやタオルマフラーなどのサポーターグッズも売っていました。小さいスタジアムのため、密度が高い気がします・・・が、男子トイレはそんなに混雑していませんでした。

2階売店

後半、レンヌは同点に追いつくも終了間際にこの日二人目の退場者を出し大ピンチ。そしてサポーターの声援を背に勢いに乗るクレルモンが後半アディショナルタイムに勝ち越し点!スタジアム大盛り上がり。隣で友達ガックリ。

 

レンヌの勝利を信じていた友達はかなりがっかりしていましたが、私は思った以上に楽しめました。こじんまりしたスタジアムで、この日の観客数も約1万人とPSGやリヨンの試合に比べるとかなり規模は小さいです。でも、そのせいかなんとなくアットホームな雰囲気というか、地元サポーターの一体感みたいなものがあった気がします。自分の街のチームを純粋に応援する、試合を楽しむ、という感覚でしょうか?大きなスタジアムやスター選手を揃えるビッグチームの試合では味わえない雰囲気で、結果的に大満足でした。

今までは応援チーム以外のスタジアムに行くという考えがなかったですが、違う雰囲気を楽しむ目的でスタジアム巡りをするのもありだな、と思いました。そして、リヨンからそんなに遠くないのでまた来てもいいな、と思ったスタジアムでした。

帰り際に一枚。また来たいと思ったスタジアムでした。

2022年 凱旋門賞観戦記 パリロンシャン競馬場

今年も凱旋門賞を観戦しにパリロンシャン競馬場に行ってきました!毎回同じような内容と文章になっている気がしますし、さらに今年は大雨の影響で写真もあまり撮れませんでしたが、思い出も兼ねて観戦記を残します。現地の様子が少しでも伝われば幸いです。

2022年凱旋門賞観戦記!今年もまず凱旋門を見てから競馬場へ向かいます。

アクセス

昨年は地下鉄1号線のPorte Maillot駅からシャトルバスに乗車しました。今年は地下鉄10号線のPorte d'Auteuil駅からの無料シャトルバスに乗って向かいました。地下鉄の1番出口です。

地下鉄10号線 Porte d'Auteuilで下車

無料シャトルバスは出口を出てすぐ正面に待ち構えていました。案内板を持ったお姉さんがいます。

駅を出るとすぐに無料シャトルバスがありました

正午前に乗車しましたが、周辺道路が渋滞していたので20分強かかったでしょうか?到着後、すぐ横の正面入り口を目指します。荷物チェックを通り、入場します。すでにたくさんの人で賑わっています。

入場ゲート

入場してすぐに見える正面スタンド

チケット価格
チケットの値段は入場できるエリアによって変わります。Jardins de l'Arcというゴール板を過ぎた辺りのエリアのみ(パドックも見れない)であれば20ユーロ、以下の図の4を除く全てのエリア(パドックと正面スタンドも入れる)に行けるチケットは65ユーロ、Pelouse de l'Arrivee orと呼ばれるゴール真正面のエリアに入れるチケットはさらに値段が上がります(調べてみましたが値段が分かりませんでした)。私は65ユーロのチケットをインターネットで事前購入しました。ゴール真正面ではないですが、近くでレースも見れましたし、私にはこれで十分でした。

チケットの値段によって入場できるエリアが違います。

写真奥の植木で囲まれたエリアがどうやらArivee orという有料エリアのようです。

場内の様子

コロナの影響が残っていた昨年2021年の開催よりも大勢の人が、そして色々な国籍の人が来ていたように感じました。場内は明らかに昨年よりも華やかに、賑やかになっていたと思います。

場内の出店などは昨年とあまり変わっていない印象でした。ワッフルやサンドイッチのような軽食、ビールやワインといったアルコール、私には縁のないシャンパンなどがありました。日本からのお客さんのためか、お寿司のお弁当が売っていました。

またドレスコードですが、アスコット競馬などとは違って特に指定はありません。きっちりした服装でなくても大丈夫ですし、カジュアルな格好の人もいます。でも世界最高峰レースの凱旋門賞。カッコいいスーツを着た英国・仏国紳士や綺麗な帽子とドレスで着飾ったマダムと日本では味わえない優雅な雰囲気を共有したいので、私も普段は着ないシャツとジャケットを着て行っています。

パリロンシャン競馬場

ジョッキー達が馬場の状態を歩いて確認していました。デムーロ兄弟!

アルコール類、ソフトドリンク、生牡蠣そしてSushiが買えます。

シャンパンコーナー

凱旋門賞の一つ前、3レースのパドック

当日の競馬専門誌Paris Turf紙面チェック

凱旋門賞当日の新聞です。今年は前日の土曜日に購入する時間がなかったため、当日日曜日に競馬場内で購入(『Paris Turf』の旗を持ったお姉さんが場内を歩いています)。そのためゆっくり紙面を見れたのは競馬が終わった月曜日・・・結果を知った後で見たからだと思いますが、色々と興味深い記事が盛りだくさんでした。

凱旋門賞当日のParis Turf

いつもチェックしているおっちゃんの予想。レースが終わってから見るのはちょっとかわいそうですが、おっちゃんの予想順はLuxembourg, Vadeni, Alpinista, Westoverとかすってはいるものの惜しい!というところでしょうか。日本馬の一番手はタイトルホルダーですが全体では8番手、その他の日本馬はほとんど最後の方に名前が挙がっていました。

凱旋門賞2022馬柱

色々なメディアの予想をまとめた欄です。日本馬の印はほとんど無いに等しい感じです。日本馬を応援したい気持ち、それを反映していたJRA単勝オッズですが、現地のメディアの評価は残念ながら高くなく、そしてそれが悲しくも当たってしまう結果となりました。

現地メディアの印まとめ。日本馬はほぼノーマークです。

日本馬の紹介として、ルメール騎手へのインタビュー記事が掲載されていました。「海外遠征大好きなステイフーリッシュはノーチャンスではないが、潜在能力としては正直劣ってしまう」、「ディープボンドは凱旋門賞を経験しているのが大きなアドバンテージだが、ちょっと調子が下降気味」、「ドウデュースの前走の敗因は分からないがきっと調子を上げてくると思うし、5着以内に入る能力を持っている」、「タイトルホルダーは今季絶好調でジョッキーもよくこの馬のことを知っている」という日本各馬の印象を結構本音で話してくれている印象を受けました(私の誤訳もあると思いますのでご了承ください)。また最大のライバルは?という問いに対して、「アルピニスタは簡単には倒せない」とのコメント。ルメールさん、当たってる・・・

前のページの凱旋門賞特集記事にも「雨粒が一つ落ちるたびに、日本の悲願が遠ざかっていく・・それと対照的に喜んでいるのはアルピニスタ陣営だ。」という記者のコメントが。ここにもヒントが落ちていました。うーん、やはり新聞は土曜日に買わないといけなかった・・・

ルメール騎手へのインタビュー記事

いよいよ凱旋門賞

凱旋門賞のスタート時間が迫ってきました。直前の3レース生観戦は諦め、パドックがよく見えるところでスタンバイ。いよいよジョッキー紹介!というところで雨粒がポツリポツリ・・・最初はなんとか雨傘で凌ごうかと思っていたのですが、あっという間に雨脚は強まり、仕方なくパドックを後にしました。屋根のある正面スタンドに場所を見つけ、今年は遠くから観戦です。

レースの直前で、まるでタイミングを見計らったかのように、ものすごい雨になりました。本馬場入場もまるで嵐の中のようでした。

本馬場入場。ものすごい雨になってしまいました・・・

ただでさえタフなロンシャンのコースに加え、直前にこの大雨。日本馬にとっては過酷な条件になりました。自分の形に持ち込んで直線入口まで先頭だったタイトルホルダーに一瞬「おっ!」となりましたが、アルピニスタが持ったままの手応えで楽に先頭に。強かった。

レースが終わるのとほぼ同時に雨が弱まりました。ある意味奇跡的なタイミングです。着順に関係なく、戻ってくる出走した全馬に大きな拍手が送られます。毎回思いますが、全馬を讃えるこのシーンがいつも印象に残ります。

レースを終えた各馬が戻ってきます。この時は雨が弱まっていました。

大きな拍手とスマホに迎えられて優勝したアルピニスタが戻ってきました。いつかここに日本馬がいることを、そしてその瞬間をこのパリロンシャン競馬場で見届けることができることを祈りながら、今日の勝者である彼女に大きな拍手(と遠い位置から記念写真)を送りました。

ウイニングランをするアルピニスタに遠くから拍手を送りました

帰りの電車があるので、凱旋門賞が終わったら競馬場を後にしました。帰りも無料シャトルバスで地下鉄駅まで。今年は情を捨てて(日本馬の単勝応援馬券は買いました)自分なりに当てに行く馬券を買いました。馬連5頭ボックスで勝負しましたが、結果1着、3着、4着・・・2着のVadeniを買っていませんでした。理由は先日肘打ちをして二ヶ月騎乗停止処分を受けた騎手を応援できなかったから。情を捨てて、心を鬼にして日本馬をあまり買わない馬券を買ったのに、応援できないからという理由で切ったVadeniが来るとは・・・馬券の後悔と反省を帰りのバスの中でするのはロンシャン競馬場でも大井競馬場でも同じです。凱旋門賞当たり馬券はまたしても来年以降に持ち越しです。

 

おわり

フランスの現地の競馬新聞と楽しむ2022年ニエル賞(自宅テレビ観戦)

 いよいよ今年の凱旋門賞まで一ヶ月を切りました。今年も日本からの参戦があり、盛り上がってきました。先週末には前哨戦となるフォア賞とニエル賞凱旋門賞と同じパリロンシャン競馬場で開催されました。ニエル賞にはダービー馬のドウデュースが参戦。応援も兼ねて馬券を買って自宅でテレビ観戦です!

 前日の10日(土)に競馬専門誌 Paris Turf を調達。一面は先日亡くなったエリザベス女王の写真でした。

一面はエリザベス女王の写真

1ページ目にもエリザベス女王の記事がありました。見出しタイトルは「競馬を愛した女王陛下」。ご存知のように、競馬文化の発展にご尽力された功績や、所有馬がロイヤルアスコット競争のゴールドカップをEstimateで勝った時の話、またデットーリ騎手やペリエ騎手など関係者からの追悼コメントなどが綴られていました。

 さて、凱旋門賞の前哨戦です。もちろん特集記事が組まれていました。ニエル賞に関してはまず初めにドウデュースの名前が挙がっていました。「日本が30年以上待ち望んでいる凱旋門賞制覇という悲願達成のため、今年のダービー馬がレジェンド武豊騎手を背に参戦してきた!」と書いてありました。

ニエル賞特集記事。日本ダービーの写真付き。

レース予想です。7頭立ての小頭数です。記事では一番手に書かれていましたが、こちらの予想では3番手。ドーヴィルでの好走が評価された7 Lassaut が本命、同舞台のパリ大賞典で2着と好走した3 Simca Milleが対抗、その次がドウデュースという順番でした。

出馬表と簡単な予想コメント

 近所のTabacで馬券を購入。もちろんここは前哨戦でメイチの仕上げではないのは分かっていますが、期待と希望と応援を込めてドウデュースの単複、そしてドウデュース頭の馬単で勝負!ちなみに7頭立てと小頭数なので馬連と3連複の発売はなく、馬単3連単だけでした。ついで、と言っては失礼ですが、フォア賞に出走するマイラプソディーの複勝も応援を込めて購入です。

ドウデュース応援馬券

 さて、いよいよレース。いつものようにPMUのサイトから生中継を見ます。ギリギリまで1番人気に推されていたこともあり、返し馬や輪乗りの映像にもドウデュースが沢山写っていましたね。

返し馬を終えたドウデュースを映す生中継映像

 道中は、まるでロンシャン競馬場の馬場を確かめるようにゆっくりと最後方からレースを進めました。直線に入り大外へ持ち出すと「伸びるか!?」と思いましたが、ジリジリとしか伸びず、結果は4着。

大外から一気に差し切るか!?

 レース後の武騎手からは「決して悲観する内容ではない」というコメントがありました。競馬のことはよく分からない私にできることはただ一つ!全力で応援するだけです!今年も当日は現地で生観戦する予定です。今年こそ日本馬悲願達成に向けて、ドウデュースだけでなく全馬を全力で応援します!

2022-2023 フランスサッカー リーグアン 開幕戦 Lyon vs. Ajaccio

リバプールから南野選手がモナコに移籍したため、例年よりも話題のフランスサッカー。8月5日、いよいよフランス国内リーグが開幕し、シーズン開幕戦のリヨン対アジャクシオの試合を観戦してきました!

 

昨シーズン8位と低迷し、ヨーロッパリーグの出場権を逃すことになった我がリヨン。今年はもっともっと上を目指すため、かなり活発な移籍がありました。今年こそは!というサポーターの期待も高まる中、大事な初戦です。

いつものように無料駐車場に車を停め、無料のシャトルバスでスタジアムへ。21時キックオフですが、混雑を避けるため早めに会場入り。シャトルバスは18時半から運行ですが、ほぼ始発のバスに乗りました。

開場まで時間があるため、オフィシャルショップへ。しかしすでに混雑・・・レジを待つ長い行列。ユニフォームの背番号プリントの長い行列・・・何も買わずに店を後にします。

スタジアム横のオフィシャルショップ

まだまだキックオフ前なのに混雑しています。

マスコット!名前はなんていうのかな?

19時半、キックオフの1時間半前に開場。スタジアムの中に入ります。試合までビールと軽食と思い、開場すぐにフードコーナーに向かいましたが、すでに行列が・・・でもそんなに待たずに買えました。

余談ですが、この行列の原因は従業員の手際の悪さです。選手も開幕戦ならスタッフも開幕戦ということでしょうか?新たに移籍してきたと思われるアルバイトさん達が品出し・レジ打ちに全く慣れておらず、あたふたしていました。私もプリペイドカード決済をするのに5分ほど待たされました・・・スタッフも練習試合をした方がいいですね。

開場すぐですが、すでにフードコーナーには若干の行列が・・・

今回は2階席の最前列をゲット。全体が見渡せて、ゆっくり観戦ができるこのタイプの席が気に入っています。スタジアムは満員ではありませんが、まぁまぁ埋まっています。

選手入場!

2部から昇格したアジャクシオ相手ということで、比較的楽な試合展開で進められるのでは、と思っていました。予想通り、開始早々12分で先制すると、22分にはリヨンに戻ってきたラカゼットのPKで追加点。新戦力のテテとラカゼットが得点するという理想的な展開にサポーターも一気に盛り上がり、スタジアムの雰囲気も素晴らしかったです!今日はこのまま沢山ゴールが見れるのでは!

ラカゼットがPKを決め、選手もサポータも大満足!

と、思ったようにうまくいかないのがサッカー。前半27分リヨンのキーパーがペナルティエリア内でファールをし、レッドカード一発退場。それがきっかけか、イエローカードが飛び交う荒れた試合となり、アジャクシオもスタメンFWが前半終了間際に2枚目のイエローカードを受け退場に。後半は10人対10人の試合で盛り上がりに欠ける試合になっていましました。スコアはそのまま変わらず2-1でリヨンの勝利。なんとか勝利はしましたが、もうちょっといい試合が見たかったな。それでも小技が光るいいプレーも何度かあり、生サッカー観戦を楽しみました。

 

ちなみに先ほどのフードコーナー。ハーフタイム中はもちろん大混雑です。先ほどの教訓を生かし、隣のお店、そして手際が良さそうな店員さんのレジに並びました。レジ待ちは長かったですが、プリペイドカード決済は待たずにできました!

ハーフタイム中の行列

今回も混雑を避けるため、後半アディショナルタイムは見ずに退席。急いでシャトルバス乗り場へ向かいます。待たずに乗車、駐車場も渋滞することなく出ることができました。

完璧な展開とは程遠い試合でしたが、初戦を勝ちで終えられたのは大事です。今シーズンこそ強いリヨンを見せてくれ!南野選手を見にモナコ戦も行きたいな。

またね。

フランス競馬観戦記 2022年ヴィシー大賞典 (GIII)

7月に入るとフランスは一気にバカンスの雰囲気に変わります。同僚との会話もバカンスの話題が多くなり、なんとなくみんなの表情も明るくなっている印象です。

そして競馬もリゾート地での開催が多くなる夏競馬に突入です。そんなバカンスの雰囲気に押され、せっかくなのでヴィシーまで遠征してきました。平日水曜日の夜、仕事を終えた後に競馬です!

ピクニックをしながら競馬を楽しむ優雅な水曜日の夜

暑すぎず、まさに最高の競馬日和!

メインレースのヴィシー大賞典(GIII)は第6レースですが、第5レースの前に騎乗するジョッキー紹介がありました。まるで日本ダービー。日本でもお馴染みのクリスチャン デムーロ騎手、バルザローナ騎手、そしてオリビエ ペリエ騎手も騎乗します!

ペリエ騎手が騎乗するのは前走サウジカップ(GI)を勝ったエンブレムロード。一番人気に支持されていましたが、このジョッキー紹介の場で

「素晴らしい馬ですが、朝の調教ではとても気難しい面を見せていました。調教に乗るまではとても自信があって楽勝かもと思っていたのですが、正直今は不安もあります。」(聞き取れない・分からないフランス語は筆者の妄想で補正していますのでご注意ください)

との弱気なコメント。これがフランス移籍初戦、ハンデ頭、そして初芝レース。危険な一番人気の匂いがするぞ・・

ヴィシー大賞典 騎乗ジョッキー紹介

なんだか荒れる予感がどんどん増してきました。いよいよパドックです。エンプレムロードは黒光りするとてもキレイな馬でした。C・デムーロ騎手の6番もキレイです。いや待て、2番も良さそうだぞ・・・6頭立てなのに3頭も挙げてどうする。パドックを見ても全くわかりません。散々悩んで結局ペリエ騎手応援の意味も込めて1番そして6番の馬券を購入。

クリスチャン騎乗の6番。父はシユーニ。

一番人気のエンブレムロード

2番もカッコイイぞ。

21時45分、いよいよ第6レースのヴィシー大賞典が発走!レースは6頭が一列に並び、その隊列が最後の直線まで全く変わらない調教のようなレース展開になりました。1番は3頭目、6番は最後方・・・この流れで最後方はまずくないか?

6頭が一列に並び、それが最後の直線まで続きます。

最後の直線。少頭数ですが馬名もよく分からない上に勝負服とも紐付けできないため、たった6頭立てなのに誰がどこにいるのかよく分かりません。でも1番と6番が全く伸びてこないのは明白でした・・・勝ったのは6頭中5番人気、モッセ騎乗の2番 Riocorvo。やっぱりエンブレムロードは危険な1番人気でした。それをペリエ騎手が自らレース前に教えてくれているのに・・・情で馬券は買ってはダメですね。

最後の直線!馬券はかすりもしていないため、ドキドキもありません!

馬券も外れ、気づけば辺りも真っ暗に。メインスタンドに照明が灯ります。この後も最終8レース(発走なんと22時45分)まで競馬は続き、そのあとは花火の打ち上げもあるとのことでしたが、明日も仕事なので今日は帰ります。小さい子供連れの家族もまだまだ残っていました。フランス人元気だなぁ・・

照明が灯るメインスタンド

メインレースはかすりもしませんでしたが、実はその前の平場の2レースでそれぞれ馬連と3連複が当たりました。入場券(8ユーロ)とビール代が浮くくらいの小さいプラスですが、それでも勝ちは勝ち。気分良く帰宅できました。

オリンピックリヨン ヨーロッパリーグ観戦記

先日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント、ポルト戦を観戦しました。あまり写真はありませんが、その時の様子です。

駐車場

公式サイトで無料予約できるPanettes駐車場を利用しました。仕事が終わってから向かったので到着したのは19時半くらい。駐車場に入る渋滞に巻き込まれましたが15〜30分は程度で駐車できました。前から書いていますが、予約した時に発行される駐車券のチェックは今回もありませんでした。

無料シャトルバス

サポーターの後をつけ、シャトルバス乗り場に向かいます。試合開始1時間前ですが、特に待ち時間もなくバスに乗れました。次から次へとバスは来るようです。スタジアム周辺の一般道路は混雑していましたが、バス専用レーンがあるため渋滞にはまらずスタジアムまでたどり着けます。約10分くらいでスタジアムに到着しました。

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サポーターの後を追い、シャトルバス乗り場へ。

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シャトルバス。行列ほぼ無し。

手荷物検査

いつも通り、手荷物検査を受けます。少し行列ができていますが、大きな待ち時間はありません。女性の方は奥の方に女性専用レーンがあるためほとんど待ち時間無しで進んでいました。

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スタジアム入場前の手荷物検査の列。

スタジアム入場

チケットのQRコードをかざして入場です。お客さんもすでに多く入場していて、熱気に包まれていました。

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スタジアム内の売店ではハンバーガー系の食事、ジュース、ビールが売っていました。結構行列が長かったです。写真を撮り損ねたので、帰り際の誰もいない時の様子。

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スタジアム通路内、売店や小さいグッズ売り場あり。

ポルトサポーターも多く、かなり盛り上がっていました。真後ろがサポーター席だったこともあり、応援の声がかなり大きく聞こえました。サポーター席以外にもポルトのユニフォームやマフラーを着て応援するサポーターの姿も。そんなサポーターがビジョンに映るとスタジアム全体から大ブーイング!私は絶対アウェーで応援できません・・・

負けたら終わりのトーナメント。両チーム勝利を目指してかなり熱い戦いでした。先日のPSG戦よりも緊張感のある、とてもいい試合。リヨンサポーターとしては最後までかなりハラハラする試合でした。

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リヨン、コーナーキックのチャンス!

大渋滞に巻き込まれたくなかったので、今回も88分くらいに退席し、急いでシャトルバス乗り場へ。まだ空いているバスに乗って駐車場に戻ります。途中待機しているバスの車列を見ましたが、ものすごい量でした。バスは次から次へと来るようです。渋滞にはまることなく無事に出発、帰宅しました。