フランスの現地の競馬新聞と楽しむ2022年ニエル賞(自宅テレビ観戦)

 いよいよ今年の凱旋門賞まで一ヶ月を切りました。今年も日本からの参戦があり、盛り上がってきました。先週末には前哨戦となるフォア賞とニエル賞凱旋門賞と同じパリロンシャン競馬場で開催されました。ニエル賞にはダービー馬のドウデュースが参戦。応援も兼ねて馬券を買って自宅でテレビ観戦です!

 前日の10日(土)に競馬専門誌 Paris Turf を調達。一面は先日亡くなったエリザベス女王の写真でした。

一面はエリザベス女王の写真

1ページ目にもエリザベス女王の記事がありました。見出しタイトルは「競馬を愛した女王陛下」。ご存知のように、競馬文化の発展にご尽力された功績や、所有馬がロイヤルアスコット競争のゴールドカップをEstimateで勝った時の話、またデットーリ騎手やペリエ騎手など関係者からの追悼コメントなどが綴られていました。

 さて、凱旋門賞の前哨戦です。もちろん特集記事が組まれていました。ニエル賞に関してはまず初めにドウデュースの名前が挙がっていました。「日本が30年以上待ち望んでいる凱旋門賞制覇という悲願達成のため、今年のダービー馬がレジェンド武豊騎手を背に参戦してきた!」と書いてありました。

ニエル賞特集記事。日本ダービーの写真付き。

レース予想です。7頭立ての小頭数です。記事では一番手に書かれていましたが、こちらの予想では3番手。ドーヴィルでの好走が評価された7 Lassaut が本命、同舞台のパリ大賞典で2着と好走した3 Simca Milleが対抗、その次がドウデュースという順番でした。

出馬表と簡単な予想コメント

 近所のTabacで馬券を購入。もちろんここは前哨戦でメイチの仕上げではないのは分かっていますが、期待と希望と応援を込めてドウデュースの単複、そしてドウデュース頭の馬単で勝負!ちなみに7頭立てと小頭数なので馬連と3連複の発売はなく、馬単3連単だけでした。ついで、と言っては失礼ですが、フォア賞に出走するマイラプソディーの複勝も応援を込めて購入です。

ドウデュース応援馬券

 さて、いよいよレース。いつものようにPMUのサイトから生中継を見ます。ギリギリまで1番人気に推されていたこともあり、返し馬や輪乗りの映像にもドウデュースが沢山写っていましたね。

返し馬を終えたドウデュースを映す生中継映像

 道中は、まるでロンシャン競馬場の馬場を確かめるようにゆっくりと最後方からレースを進めました。直線に入り大外へ持ち出すと「伸びるか!?」と思いましたが、ジリジリとしか伸びず、結果は4着。

大外から一気に差し切るか!?

 レース後の武騎手からは「決して悲観する内容ではない」というコメントがありました。競馬のことはよく分からない私にできることはただ一つ!全力で応援するだけです!今年も当日は現地で生観戦する予定です。今年こそ日本馬悲願達成に向けて、ドウデュースだけでなく全馬を全力で応援します!